
校長日記(2008/09)
- 愛する人の死を受け入れる・・・(08/9/1)
- 徹底した個別面談・・・(08/9/2)
- 充実した学校行事・・・(08/9/3)
- ボランティアユースリーダー・・・(08/9/4)
- 教師の教育力って・・・(08/9/5)
- 成田さん頑張って!(08/9/6)
- どう考えたらいいの?(08/9/7)
- どうなる大相撲・・・(08/9/8)
- ちょっと気になるイントゥ・ザ・ワイルド(08/9/9)
- 介護する側、1割が80歳以上 進む「老老介護」(08/9/10)
- あれから7年・・・(08/9/11)
- 適材適所って?・・・(08/9/12)
- 月がきれいだね・・・(08/9/13)
- 敬老の日の始まりは?(08/9/14)
- 70歳以上が2000万人超える (08/9/15)
- 闇の子どもたち・・・(08/9/16)
- 事故米の波紋・・・(08/9/17)
- 人の命を奪ってまでも・・・(08/9/18)
- 専門学校の強みは・・・(08/9/19)
- その選択は・・・(08/9/20)
- その選択は・・・②(08/9/20)
- YMCAプールはいつでも夏・・・(08/9/21)
- 大切な命ですから・・・(08/9/22)
- 今日はビーチボールDEバレーボール大会(08/9/23)
- 品格は人としての成長とともに・・・(08/9/24)
- インドカレーは商品名・・・(08/9/25)
- 「親父の小言」・・・(08/9/26)
- 農業サラリーマン?(08/9/27)
- YMCAグループワーク・・・(08/9/28)
- 社会人って・・・(08/9/29)
- 明日から願書受付です!
愛する人の死を受け入れる・・・(08/9/1)
今から23年前の夏・・・1985年8月12日18時56分、日本航空(JAL)123便、東京(羽田)発、大阪(伊丹)行ジャンボジェットが群馬県多野郡上野村の高天原山に墜落しました。墜落地点は御巣鷹山のすぐ南の高天原山(たかまがはらやま)にある尾根・・・。後に、この尾根は「御巣鷹の尾根」と呼ばれ、この事故で愛する人たちを瞬時に失ってしまった遺族たちが供養のために毎年登ぼり続けいているそうです。中には高齢のために登れる人にお願いせざるを得ないという遺族達もいるそうです。この事故はボーイング社の修理が不適切だったことによる圧力隔壁の破損が原因とされ・・・人災・・・。死亡者数は乗員乗客524名のうち520名、生存者は4名・・・奇跡です。その後1992年に精神科医 野田正彰氏によって「喪の途上にて」が発表され、愛する人を失った多くの遺族からの話を冷静にそれでいて温かな精神科医の目を通して描き出された数々の「悲哀」を読み取るのは私にとっては重くそして辛い時となり、読むという作業を通しての疑似体験は苦しささえ感じたことを覚えています。いつかは必ず来る、身近な人との別れ…を考える時に、また身近な人を亡くした悲しみに沈んでいる人にどう接するかを考える貴重な機会でした。ダンボールで作られた体に本人のものと思われる遺留品だけが・・・。その状況でご冥福をお祈りしますと言われても決して受け入れることはできません・・・それぞれのお墓には遺骨すらないのですから・・・だから御巣鷹の尾根にいかなければならないのでしょうか。書中には、遺族が愛する人の死を受け入れるまでが丁寧に描かれています。今年の本校合唱際課題曲は「心の瞳」になりました。かつてこの曲を聞いた時、この事故で亡くなった坂本九さんがまるで自分の運命を知っていたかのように愛する家族に向けて歌っていたように思われてなりませんでした・・・。私にとって心の瞳と日航機事故は重なっているのかも知れません。今年の合唱際は10月31日に本校体育館で行われます。ぜひ聞いてください。
徹底した個別面談・・・(08/9/2)
YMCA健康福祉専門学校では、学生個人と向き合う個別面談の時を大切にしています。学生一人ひとりの抱えている課題をtともに共有して、そしてその解決に向けてともに取り組む場面にしたいと考えています。さらに学生達が誰にも相談できない悩みを各科の担任教師を中心にしてサポート教師の協力を得ながら応対していきます。入学後すぐに始まる「基礎ゼミ」では生活習慣の確認から自己分析に至るまで内容もバラエティーに富んでいます。またそれぞれの基礎ゼミクラスでは、グループワークを通して表現力、コミュニケーション力の育成にも力を入れています。そして将来の目標設定を学生自らができるように教職員が一丸となって丁寧に指導することで達成できるようにしたいと懸命に取り組んでいます。この成果は非常に大きく退学する学生も1年間に1名、2名と激減し、就職率も希望学生は100%という結果が出ています。
その活動の中心には学生の声にしっかりと耳を傾けること!私達はあなたを見ています・・・そして信頼しています・・・困ったことがあったらいつでも相談して下さい・・・。一緒に考えよう!一人っきりで悩まないで!一人っきりで苦しまないで!一緒に・・・。
私達は福祉・教育・スポーツ分野のスペシャリストを養成する専門職ですが、同時に課題を抱えた若者と真摯に向き合うことができる教師です。否定しないでやり遂げたことを褒める・・・次も頑張ろうというようにモチベーションを上げることが大切なんですね。さらに失敗することが決して怖くない環境を整備すること。雰囲気を作る出すこと。再度チャレンジできるように励ますこと・・・。とっても時間がかかる学生もいますが確実に成長してくれています。最後まであきらめることなく教師たちが向き合うことが肝心なんです。ここが他の学校とは違う強さでもあると確信しています。
充実した学校行事・・・(08/9/3)
本校、YMCA健康福祉専門学校には、学校行事がこれでもかというほどあります・・・。ここにも他校にはないYMCA健康福祉専門学校の特色があります。http://www.yokohamaymca.ac.jp/health/campus/
たとえば、本校の野外キャンプは、YMCA組織キャンプといって学生実行委員長を中心に実行委員会が組織され、学生全員が役割を持ちその責任を果たすことによってキャンプが進められます。学生は生活班と運営班にそれぞれ属し、生活グループの一員でもあり、キャンプ全体の役割を持った一員でもあります。その意味では30kmウオーキングもスポーツデイ、合唱祭、YMCA祭も同様かもしれません・・・。その行事行事で学生達一人ひとりが担当している「役割と責任」があります。その「役割と責任」は行事全体の中でどのような意味があり、全体にどのような影響を持っているのか・・・。それを担当者同士で確認することから始まります。グループメンバーによって様々な意見交換がなされより効率的な相互協働が推進されることが期待されているわけです。
学校行事を成功させるには、互いに配慮しあうこと。責任を持ち合うこと。誠実であること。互いに持っている力を尊重しあう尊敬心が必要です。自分勝手な言動は全体の迷惑につながってしまうかも知れません。誰でも疲れが出てくると自己の言動を振り返る力も弱まり、配慮できなくなって周囲を傷つけていることにも気づかなくなってしまうかも知れません。「私はやっています。それは私の担当ではありませんから・・・。何で私だけが・・・」確かにその人は自分の責任は果たしている・・・。しかし、一つのチームである以上は、誰かが支えなければならない場面もありますね。そうでなければ試合には勝てませんからね。そんな時チーム(グループ)としてどのように支えていくのか・・・。チーム力(グループの持つ力)が発揮される場面でもあります。私たち教員は、学校行事の中で学生たち一人ひとりがこれらの場面を通して自己の気づきや発見があり変わっていく自分を確認してほしいと考えています。
ボランティアユースリーダー・・・(08/9/4)
YMCA健康福祉専門学校は地域に開かれた学校を目指し、ライフサポートセンターとして近隣地域に住んでいる様々な年齢、国籍の方々が利用しています。スイミングスクールや体操教室、その他にもサッカー教室や野外活動クラブ、放課後学童クラブ、語学教室などもあり学校内はいつも子どもから高齢者まで多くの人で溢れています。
子どもの健全な成長を願うYMCAは、子どもたちと共に活動すること、人と関わることが大好きで、仲間そして自分のことに関心を持っているボランティアの成長の場でもあります。ボランティアの多くは本校専門学校の学生達でYMCAユースリーダーと呼ばれています。「仲間と共に考え、悩みながら、体験的に喜びや優しさを見つけ、情熱と責任を持って活動する、そして子どもたちと一緒に成長していく」。これらのことに共感し、楽しく子どもの成長に関わることを通して学生達は自分自身とも向き合っていきます。その活躍場所は、キャンプリーダーや水泳・体操リーダー、サッカーリーダー、学習障害の子ども達をサポートするリーダー、学童保育のリーダーなど様々です。YMCAの始まりは、青年による社会貢献の運動でした。彼らの働きが、YMCAの原点そのものなのです。またこの活動はユースリーダー認証制度を持ちリーダートレーニングを修了すると研究費が支払われるようになります。この研究費を学費に当てている学生達も多くいます。http://www.yokohamaymca.ac.jp/top/support/
リーダー活動を通して様々な人との出会いがあり、参加者の目標達成のお手伝いをしていく事を通して、向き合うことの大切さや伝えることや支えることの難しさを知ることでしょう。そして自分の弱さや今まで気づかなかった強さにも気づかされる体験をすることでしょう。人の成長に寄り添うことは自分自身の成長にもつながります。ここにYMCAユースリーダー活動の大切な意味があると思います。専門職を目指すなら資格取得は当然ですが、YMCA健康福祉専門学校には自分を成長させてくれるフィールドがあります。ぜひリーダーになって下さいね。
教師の教育力って・・・(08/9/5)
教師に求められる「教育力」って何だと思いますか?・・・。入学してきた学生が卒業するまでに専門職として必要な資格取得ができれば教育力のあるすばらしい教師といえるでしょうか?専門科目を学び、知識や技術を身につけることができれば確かに教師の役割として必要条件は満たしているのかも知れません。しかし、決して十分条件にはなりませんね・・・。高度情報化が進むこの時代・・・自宅でコンピューター学習、ビデオ教材も豊富にあります・・・。学校に行かなくてもある程度の知識や技術は身につけることが可能とも思える時代です。学校では限られた修業年限の中でできる範囲のことしか伝えることはできません。基本の中の基本を学んでいるに過ぎないのです。しかし、専門職を育成するという情熱と責任ある教師との出会いは独学では決して学ぶことができない専門職としての責任感や勇気、そして命の尊厳や人間の豊かさなどを学ぶことができます。様々な課題を抱えた若者と若者を取り巻く環境に真摯に向き合い、学生や保護者とともに悩みともに喜びともに歩む覚悟を持つことができる教師・・・が今求められているのです。
「職業」「YMCA」というカリキュラムを通して人間教育を実践している本校では、人間力に長けた教師が求められます。一人ひとりの学生に合った指導方法を丁寧に根気よく取り組んでいくことをお互いに同じ人間として互いに尊敬しあいながら懸命に実践していくことで互いに育ちあうことができるのですから・・・。
成田さん頑張って!(08/9/6)
パラリンピックの起源は第2次世界大戦後、戦傷者のリハビリを目的に開かれた競技大会にあります。英国人医師ルードビッヒ・グッドマン博士は傷ついた車いすの兵士たちに次のように語り掛けました。「失ったものを数えるのはやめよう。残されたものを生かすことだ。」・・・。いよいよ今日から北京パラリンピックが始まります。YMCAのプールにもトレーニングに来たことがある成田真由美さんも4年前のアテネ大会7つの金メダルに引き続き今大会にも出場します。しかし・・・パラリンピックのルール改定により強すぎる?成田さんの障害クラスは運動機能障害の分類でカテゴリー「S5」という前回アテネ大会の「S4」より軽い障害のクラスとして認定され苦しい大会になることが予想されています。さらに覚悟を決めて北京入りした成田さんに思いもかけない新たなルール改定・・・。個人メドレーのクラス変更により自由形、平泳ぎ、背泳ぎに加えバタフライの追加・・・出場辞退せざるを得ない・・・。シドニー大会から相次ぐルール変更はまるで活躍する日本人を狙い撃ちしているかのよう・・・かつてスキージャンプ競技で日の丸飛行隊と言われるほど出場すれば日本人の上位入賞が続いていた時、ルール改正によって日本人の体格に合わない板をはくことになり苦しい時代が今も続いていることを思い出します・・・。
成田さんは言う「60歳で健常者のマスターズ大会で優勝するの。今のタイムをその頃まで維持できれば夢じゃない。」・・・。頑張れ!成田真由美さん!(神奈川新聞より一部引用あり)
どう考えたらいいの?(08/9/7)
どうもパラリンピックが変わっていたようですね・・・。ロンドン郊外の王立病院で1948年に、第二次世界大戦の負傷兵士らのリハビリの一環として開催されたアーチェリー大会が、パラリンピックの原点・・・。しかし、この北京パラリンピックから「五輪との一体化」による「競技としてのパラリンピック」が様々な課題を浮き彫りにしてきているように感じます。
その一つは「義足」の問題・・・。実は両足義足の選手の方が片足義足の選手よりも記録が良い?・・・。国際パラリンピック委員会公認の陸上男子四百メートルの世界記録では「両足」クラスの世界記録が南アフリカのピストリウスの47秒92。「片足」クラスでは米国選手が持つ51秒24。100m、200mでの両クラスの世界記録は同タイムで、両足が義足のピストリウスは両種目でも世界記録を持っています。見たことのある人は知っていると思いますが膝から下はカーボンでできたばねのようなもので走るための専用用具です。これでショッピングはできません・・・。これは弾力性に優れたカーボン繊維製義足が生む反発力を上手に前に進む力へ変えているのですがその機能は人間の持つ足よりも優れているのでしょう?・・・。ただし費用は高額でスポンサーでもいなければ普通は手が出ないでしょう。このパラリンピックでも好記録や好成績に高価な用具が不可欠となっている事情はオリンピックと変わらなくなってきているのです。用具の優劣による結果の差をどう考えたらよいのでしょうか!このパラリンピックには世界中から選手が集まってきていますが、すべての選手がこの魔法の義足を使えるわけではありません・・・。そろそろ用具についての一定の規制を考えなければならない時期なのでしょうね。でなければ不公平、不平等という声が出てくることでしょうね・・・。
どうなる大相撲・・・(08/9/8)
またまた相撲協会が大きく揺れていますね。外国人力士の大麻疑惑?どうも最先端の検査でも陽性?・・・。とっても残念です。1964年に初めての外国人力士高見山以来、小錦、曙、武蔵丸・・・現在では幕の内力士の約4分の1が外国人だそうですが相撲界も国際化の波は避けて通れない問題なんですね。それでも日本の伝統文化である相撲の世界に外国人が入ってくることを決して脅威だと感じるのではなく、どんなスポーツでも当然のこととして受け止めていくのが自然の流れなのかも知れませんね・・・。しかしながら野球やサッカーと違うところは相撲が日本の伝統文化だということかも知れません。確かに相撲はスポーツでもありますが日本の伝統文化でもありますから、日本文化の継承という大役が力士にも相撲協会にもあるわけです。ということは力士の養成カリキュラムには日本語も日本文化にも精通していることが要求され、協会理事や親方には外国人力士も自分の弟子として相撲精神?育成する責任があるわけです。若い年頃の青年達ですから非常に困難なのかも知れませんが・・・。単なる格闘技とは違う・・・相撲の精神を守って継承していくことが一番大事な核となるところなのでしょう。
ちょっと気になるイントゥ・ザ・ワイルド(08/9/9)
見ましたか?イントゥ・ザ・ワイルド・・・。個人的には好きな映画でしたね・・・。主人公の青年クリスは裕福で偽善的な両親から彼が幼いころより受けた重圧と束縛から逃げるようにヒッチハイクをしながらアラスカを目指します。どこの家庭にも多かれ少なかれ課題はありますが・・・親の存在って親が思う以上に子供への影響があるんですね。クリスは旅先でいろんな人から様々な厚意や愛をもらって気づきが与えられ人間的に成長していくんです。この一つひとつの出会いがすばらしい出会いなんです・・・。旅の最後には自分を振り返る余裕もできて両親のことも許せるようになる・・・。だけど彼が人との触れ合いや家族の大切さを理解した時にはすでにもう手遅れ・・・死ぬ瞬間に彼が見たのは抜けるような青い空・・・。胸を締めつけられながらも、不思議なことにすっきりとした印象を残す感動作だったと思います。アラスカの大自然って・・・あの風景からは自然の偉大さを感じました!とにかく雄大さの持つ驚異を感じました。そうなんですクリスはあの暖かくもあり冷酷でもある大自然と真っ向から向き合いながらも自分らしさを貫き通し短いけど人生を力強く歩んでいくわけです・・・。私自身も最後のシーンでようやく苦しさから開放されたような気持ちでした。キャンプの大好きなあなた!ぜひ、見てください。
介護する側、1割が80歳以上 進む「老老介護」(08/9/10)
今日の朝日新聞に在宅で介護する人の約1割が80歳以上の高齢者という「老老介護」の07年度実態調査の結果が載っていましたね。介護者の3人に1人は70歳以上。急速に進む核家族化と高齢化で高齢者だけの世帯が増え、介護も高齢者に頼らざるを得ない現状が浮かび上がったというものでした。
厚生労働省によると介護者の年代構成は50歳代が29.8%と最多で、60歳代24.4%、70歳代23.0%と続く。80歳以上の割合は01年6.2%、04年8.5%、今回は11.1%に増えた。少子化や核家族化を反映し、平均世帯人員は過去最低の2.63人に。65歳以上の「高齢者世帯」は前年より54万世帯増え900万世帯(全体の18.8%)だった。祖父母と父母、子どもからなる「3世代世帯」は過去最低の404万世帯(8.4%)となり、調査開始時の86年の15.3%から急減しているそうです。(9月10日朝日新聞朝刊より一部転載)
以前から「老老介護」による悲惨な事件が後を絶ちません。ニュースなどで事件が報道されるたびにどんなにか苦しかっただろう・・・何とかできなかったのだろうかとやり場のない悔しさを感じていました。核家族化が進む中、ますます増えていくだろうという予測があります・・・。しかし、この問題を積極的に解決する具体的提案、制度は示されることなくいたように思いませんか?「これって問題ですね」と問題提起されていても「そうですね・・・何とかしなくてはいけませんね」で終わり、特段に手を打たずに待っている・・・。それは何故でしょう・・・。もちろんご近所の底力で民生委員や自治会委員が中心になって、どこの家庭がどんな問題を抱えているのかを連携の中で把握して、予測できる事態への対応策を持ている地域も既にありますね。地域には隣三軒両隣の助け合いが必要なんです。困ったときはお互い様・・・そんな近所付き合いが必要なんですね・・・あなたは近所に住んでいる高齢者世帯を知っていますか?
あれから7年・・・(08/9/11)
2001年ニューヨークの貿易センタービルやワシントン郊外の国防総省などの乗っ取られた旅客機が突っ込み約3000人が犠牲になったアメリカ中枢同時テロの発生から7年になります。円谷プロ製作のウルトラマンでしか見たことのない高層ビルが崩れ落ちていく現実を見せられました・・・。そして同時に多くの尊い命が奪われたのです。そしてここから報復合戦が始まり今も続いているのです・・・。
米軍発表では今年に入ってから自殺した兵士の数は93人。単年度では過去最高となった昨年の115人に近づいていると発表していました。米陸軍からは「まだ4ヶ月を残して、おそらく115人を上まわりそうな気配だ」と伝えられています。米軍は兵士が自殺する引き金となっているのは、夫婦間や友人間などの人間関係あるいは法律上の問題だが、自殺率が高いということは、それだけ軍が強いストレスを受けていることを示していると認めています。自殺の多くはイラクに派遣された兵士、あるいはイラクから帰還した兵士で93人の自殺者のうち、イラク派遣を経験してない者は29人だったと発表されています。
『イラク 米軍脱走兵、真実の告発』という本を読み始めました。その中に「ぼくは、このような暴虐を市民に対して振るうのは間違っていると考えた。それでもまだ、イラクにわれわれアメリカ軍がいるのは正しいと思っていた。テロを根絶するためにわれわれはここにいるのだと信じていた。」という箇所があります。平和を作り出すための武力なんて存在しない・・・。武力は新たなる武力を作り出し、戦いは戦いを引き起こします。だから私たちは自分達で平和を作り出すにはどうしたらよいかを真剣に考える必要があると思いませんか?
適材適所って?・・・(08/9/12)
小学生の息子が「お父さん!適材適所(てきざいてきしょ)ってどういう意味?」といきなり寝る前の歯磨きをしながら聞いてきました。そこで「どうしたの?」と尋ねると「知らないの?」・・・帰宅直後、唐突に聞かれどう応えようか迷いました。現代社会ではしばしば人材などの適切な配置の意味で使われることが多いですが、本来は伝統的な日本家屋や寺社などの建築現場での木材の使い分けがその語源にあることを知っていたので説明したい・・・との思いからの迷いでした。すなわち「適材適所」の材とは木材の材を意味しています。豊富な森林に囲まれた日本では、針葉樹・広葉樹など実にさまざまな木材が建築に使われてきた歴史があり、知恵があります。建物を支える柱や梁(はり)などにも、実に適切で理にかなった使い分けがなされてきたのです。たとえば土台には腐りにくく耐久性の高い檜(ヒノキ)や栗(クリ)を、内装の一部になる柱には木目の美しくやさしい肌合いの杉(スギ)を、また屋根や二階以上の重量を支える梁には強靭な松(マツ)を・・・。昔から優れた大工は曲がった木材でも上手に使い分けが出来たそうです。また、家具であるたんすには桐(キリ)が最適とされるのも同じ理由ですね。この話は私が小学生だった頃、我が家に同居していた長野から来ていた大工さんたちから直接聞いた話なので印象深く覚えています。そのことも息子に話す機会が持てて良かった・・・。何で大工と同居かはまた今度にしますが・・・。
さて、良い人材を離職させないためにも「適材適所」の配置によって効率を上げようと考えるのは当然のことですが・・・。限りある人材と組織の都合もある中ですべての雇用者が適材として、適所に配属されるのは稀かも知れません・・・。こんな話を小学生にしても混乱してしまいすから野球チームの話をしてみました。少年野球で外野手に求められるのは?「落下点を予測していち早く捕球のために異動する足の速さとレーザービームのような遠投力」。ではキャッチャーは?「バッターの特徴をつかみ、ピッチャーとの連携でナイスバッティングをさせないリードと守備陣全体の動きを把握し動かす連携の要(かなめ」・・・そうですね!それぞれの守備に適正があるということです。でも問題は適所に配置される人とされない人のボーダーライン
月がきれいだね・・・(08/9/13)
さすがに9月にもなると朝夕が涼しく感じられるようになりましたね。また、夜の空気も澄んできました・・・。虫の音も聞こえて本当に秋だなあって感じですね。ここ数日月がとってもきれいなんですが見ていますか?実は明日は「十五夜」ですから晴れていればまん丸お月様が見ることができるでしょうね。お月見で一杯じゃなくて一句・・・どうですか?ぜひ、部屋の灯りを消して月明かりを楽しみたいですね。
月の満ち欠けを基準とした旧暦では、8月15日の月を「十五夜」「中秋の名月」と呼びましたが、現在のように太陽を基準とする太陽暦を使うようになったのは明治に入ってからで、現在のカレンダーでいうと今年の「中秋の名月」は明日9月14日なんです。満月ですよ。
太陽と地球と月の位置関係で月の形は様々に変化しますが上弦の月、下弦の月なんていいますがこの機会に調べてみてはいかがでしょうか。満月の夜にススキが穏やかな風に揺れ、月見団子を飾って、浴衣姿で一杯なんて風流じゃないですか・・・。明日の夜は富士山YMCAですから月明かりの富士山も風情があるかもしれませんね。
月の形を楽しむ日本人とは全く違うのが西洋人・・・満月は人の心を惑わせ狂わせるもののようです・・・。狼男?が満月の夜に変身するというのは、典型的な例ですね!日本人は何というかいつまでも平安時代のように月を眺めて俳句を楽しむなんていう風情を大切にしていきたいですね。
敬老の日の始まりは?(08/9/14)
明日9月15日は「敬老の日」ですね。こどもの頃、近所に駄菓子屋さんを経営しているおばあさんがいて、毎年、敬老に日にはそのおばあさんにいつまでも元気で長生きしてくださいと手紙を書いて渡していたのを思い出します。私の通っていた小学校で敬老の日には、近所のお年寄りに感謝の意を込めて手紙を書こうという取り組みでした。今は9月の第3月曜日(今年はたまたま15日)と決まりましたが、少し前までは9月15日=敬老の日でした。
いつから始まったかというと知恵蔵では、1947年(昭和22年)に兵庫県のある村の村長と助役が提唱したそうで「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と農閑期に当り気候も良い9月中旬の15日を「としよりの日」と定めて敬老会を開いたとあります。これが1950年(昭和25年)からは兵庫県全体で行われるようになり、後に全国に広がったとのこと。その後「としより」という表現は良くないということで1964年(昭和39年)に「老人の日」と改称され、1966年(昭和41年)に国民の祝日「敬老の日」となったそうです。このため「母の日」のように外国から輸入されたような記念日と違って日本以外の諸外国にはないとのことです。老人福祉法では9月15日を老人の日それから一週間は老人週間と決められているようです・・・。
70歳以上が2000万人超える (08/9/15)
昨日は敬老の日でしたが、総務省が発表した9月15日の推計人口によると、70歳以上の人口は前年より57万人多い2017万人・・・。過去最高を更新したそうです。それに対して15歳から64歳の労働者人口は8234万人と昨年より69万人減少・・・。統計から予想されていたとは言え大変なことですね。
65歳以上の高齢者の占める割合を高齢化率といいますが昨年より76万人多い2819万人で総人口に占める割合は昨年より0.6ポイント多い22.1%・・・。総人口は昨年より5万人少ない1億2771万人だそうです。いよいよ人口減少期に入ったということですね。このまま減少傾向が続くと2050年には日本の総人口も8000万人程度まで減少するようで、ますます働く人が少なくなっていくのでしょうか。一方では65歳から74歳の高齢者でふだん働いている人の割合は32.2%となり、5年前の前回調査時に比べると1.1ポイント上昇・・・。定年退職をしても仕事を続けなければならなかったり、農業や製造業などでも跡継ぎがいないために引き続き仕事に従事する人が増えている実態がわかります。(一部15日付け日本経済新聞より)
何年も前から日本の人口構成については知らされてきましたが少々気になるのは、労働者人口の激減を補う65歳以上の労働者が増えている実態を格差社会の特徴としてみることができるように思います。働かなくては食べていけない高齢者が増えている?実態があるのではないでしょうか。かといって継続雇用はともかく再就職となると非常に困難な状況があると聞きます・・・。ここにも少子高齢社会の課題がありますね。また、熟練された労働者が少なくなっていることも大問題です。商品の品質が落ちるだけではなく経営リスクに対しても対応がお粗末になってきているということはないでしょうか。あまりにも安直に儲けようとしている企業が増えてきているのも関係があるかもしれませんね。
闇の子どもたち・・・(08/9/16)
7年前のことですが、横浜YMCAで毎年実施している「ボランティアINタイ」に参加した本校の学生が伝えてくれた言葉が今でも忘れられません・・・。「私たちYMCAは、日本にいながらでも国際協力募金活動を通じてタイでエイズの被害にあっている子どもたちにの支援活動をしているけど・・・タイバンコクに少女買春にいく日本人が沢山いる現実を知り強い憤りを覚えた」と・・・。私自身も昨年にバンコク、チェンマイYMCAを訪問し貧困という大きな問題の中で子どもたちに値札が付けられる現実を突きつけられました・・・。
タイを舞台に幼児の人身売買や幼児売買春・ポルノ、臓器密売という衝撃的な題材を克明につづった、梁石日(ヤン・ソギル)さんの同名小説の映画「闇の子供たち」が今話題となっているのを知っていますか?すべてが現実ではないかも知れませんが現実に非常に近い表現になっていると思います。この監督はおそらく日本人である観客に当事者意識を感じさせることを重要視しているように感じました。すなわちタイという国の問題に日本人が深く関わっていることに対する、いてもたってもいられない怒り、あるいは焦りがこの映画全体から感じられました。そんな視点で製作されていることに私自身は好感が持てました。ぜひ、みなさんも見てください。
事故米の波紋・・・(08/9/17)
今日ついに自殺者が出たというニュースが流れてしまいましたね・・・。確かに知らずに事故米をつかまされていた業者の方々にとっては死活問題ですからね。農林水産省が事故米不正転売問題で業者名公表に踏み切ったようですからこれからが大騒動です。でも、この事件の本当の被害者は私たち消費者だってことを業者には忘れないでほしいですよね・・・。また現時点で一番儲けたのは輸入米を売った国?・・・。
さて公表されたのは九州、関西地区を中心に和菓子製造や外食、病院や福祉施設の給食、米穀販売などの業者で酒造会社の中には東京の大手飲料メーカーも入っていたようです。
終わることのない食品偽装はついに日本人の主食である米にまで・・・。情けないやら悲しいやら・・・これから何を食べればいいのでしょう。人体への影響は無いとか言ってますが毒入りは毒入りですからねえ。工業用にしか使えない米を食用にしていたわけですから・・・考えただけでも恐ろしい話ですよね。三笠フーズの社長は確かに欲に目がくらみ・・・でもでも何度も立ち入り調査をしていた?という農水省の責任は?国の責任はどうなのでしょうか?どこからかこの事件は氷山の一角なんていう声も聞こえてきます・・・お隣中国をひどい国と言っていた自分が恥ずかしくなりました。やっぱり日本って営利追求のためには消費者を馬鹿にしていて平気でだましている国なんですね・・・。それにしても事故米って破格に安かったわけですから購入業者もおかしいなあとは気づいても良いですよね。実は本当は知っていたのかも・・・不正に流れたとは言っても多くの食品会社が格安の原料を使って食品を製造していたってこと、大きく儲けていたっていうことにも消費者として疑問が残りますよね。
人の命を奪ってまでも・・・(08/9/18)
大変なことになっていますよ!オリンピック、パラリンピックと国際的イベントの陰に隠されていたようです・・・。中国で有害物質メラミンが粉ミルクに混入され乳幼児が腎臓結石などにかかっているのを知っていますか?ついに今日で事件の死者は4人になりました・・・。6000人以上のこども達がこのとんでもない粉ミルクで苦しんでいます・・・。どうにかできないのでしょうか!海外に輸出までしている大手の大馬鹿会社です。
聞くところによると初めは牛乳を水で薄めて出荷したところ味が薄いというクレームがあった・・・当たり前だ!そこでこのメラミンという有機物を混ぜることで・・・たんぱく質成分が多いミルクのような味がする・・・って「このスットコドッコイ!自分で全部飲め!ふざけるな!人の命を何だと思っているんだ!」
実は2007年にメラミンが混入された中国企業産ペットフードがアメリカ等に輸出され、多くの犬や猫が主に腎不全で死亡する事件があったそうです。尿中でメラミンとシアヌル酸?が化学反応し生成した結晶(シアヌル酸メラミン:メラミンシアヌレート)が腎不全を引き起こしたと当時記者発表があったとか(朝日新聞より)。メラミンはペットフード中のタンパク含有量(窒素含有量)を多く見せかけるために混入したと・・・。メラミン自体の毒性は低いのですが化学反応を起こし結晶が結石となります。尿道結石は大人でも死ぬほど痛いと聞きます。そのそもメラミンは合成樹脂の主原料ですから・・・。工業用樹脂ですよ!事故米どころじゃありません!ペットだってとんでもないことですが・・・今度は・・・乳幼児ですから・・・。悪魔!
18日付の中国紙、新京報は「粉ミルクへのメラミン混入は一時的な事件ではなく業界内では「暗黙のルールになっていた」との分析記事を掲載しているそうです。やっぱり日本産も怖いけど中国産はもっと怖いです・・・。こども達に結石を溶かす薬を早く飲ませてください!
専門学校の強みは・・・(08/9/19)
「好きこそものの上手なれ」という表現が専門学校教育には当てはまりますね。それは高校卒業までに関心を持った職業であり、学んだことが将来の自分の仕事へ直結していることも学生自身の意欲を引き出していると思います。2年~3年間で専門職として即戦力を身につけ、自立した職業人・社会人として送り出すことが専門学校教育に求められていますから・・・。そして専門学校の持つ強みは、「職業」というカリキュラムによる人間教育にあります。もちろん専門職としての必要条件として国家資格や免許取得は当然ですが、専門科目を学ぶための基礎学力指導や「習うより慣れろ」という現場実習や演習授業による自己学習能力を養う場面も多くより丁寧な指導がなされています。
人の命と向き合う仕事には、人としての成長が何よりも優先することは言うまでもありませんが、報・連・相はもちろんのこと場面を読む力、判断して行動に移す力、振り返る力など専門職には、専門職としての知識・技術の習得に加えて向き合うこどもや高齢者、障がい者、生徒、そしてその家族の困難さに共感し、寄り添い、ともに歩むことができるように育ち合うことが大切ですね。専門学校は、職業人の前に社会人としての常識や接遇マナー、そして何よりも職業倫理の習得のためのカリキュラムがあることが強みではないでしょうか。この教育・社会福祉の分野は将来の目標がはっきりしているため、就職率も非常に高くほぼ希望する専門職に就いています。残念ながら具体的な仕事内容を知らずに何となくこの分野を選択してしまった人たちの中には実習体験後に進路変更をする学生が数名程度ですが出ているようです。
専門学校に対する社会的認知度の低さこそが、プロフェッショナルとしての職業人としてのプライドを育てきれない要因ではないでしょうか。そこにはホワイトカラーに従属するブルーカラーというような位置づけがあることが職業人養成後進国の理由かも知れませんね。
その選択は・・・(08/9/20)
台風一過って・・・蒸し暑いけど快晴を期待していましが本厚木では夕刻に激しい雨・・・。既に秋雨前線が停滞し始めているせいでしょうか・・・スカッとした秋空が待ち遠しいですね・・・。今回の台風で被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。
さて今日はとっても考えさせられる一日でした。本校YMCA健康福祉専門学校の体験入学に参加した高校生が「同じ資格を取るなら新しい施設できれいな学校の方が良い・・・」確かに本校は創立25周年を迎えようとしていますから、施設は古くなりました。校舎を建てかえたばかりの学校と比べれば見劣りがするかも知れませんね!25年前は地上5階、地下1階のビルの中には体育館やプール、ランニングトラック、スポーツマシンがずらっとならび新品の調理室、介護演習室と誰が見ても小規模多機能の理想的な施設だった・・・。地域のスポーツ施設として、福祉・スポーツ指導者養成の専門学校として、そして地域のコミュニティーセンターとして多くの利用者が快適に過ごし、多くの卒業生を送り出してきました。私たちYMCAは、この施設を子どもから高齢者まで様々な課題を共に解決に向けて歩む居場所として大切に育ててきました。しかしながら設備も年々新しいものが世の中に出回り、常に最新の設備を備え時代に遅れることなく改修・改善していくことも大切なことだとも思いますが、多くの方々のご理解とご支援をいただきながらたとえ施設は古くなってもきれいに使いやすい環境を整えて、他では体験できない様々なYMCAプログラムを通して、社会から求められる存在として現在でもその役割をしっかりと果たしていると確信しています。特に私たちのYMCA専門学校の使命でもある平和な社会を作り出す人を育てる取り組みはどこにも負けるものではありません。互いに配慮しあうこと、誠実であること。責任を持ちあうこと。そして互いを尊敬しあうことを大切な価値として実践すること・・・。新しい施設も魅力的かも知れませんが、それだけでは「本物」を育成できるとは思いません。125年の長い歴史の中で培ってきたYMCAのフィールドには「価値ある生き方を知る」人を育てる限りない手段があると考えています。
その選択は・・・②(08/9/20)
いくら古いとは言っても専門職を目指す学習に支障があるわけではありません。決して新しくはないけどきれいに大切にしていけばまだまだ・・・。そしてYMCA健康福祉学校がYMCAの学校であることで①他の学校では学ぶことのできない様々な経験ができること。②様々な経験を通して自分を成長させ、自分を変えるチャンスがあること。③学生だけではないことで異年齢・異業種の方々との出会いのチャンスがあること。④多くの資格取得ができることで幅広い学びの上に専門職としての学びができること。⑤国際協力、災害復興、HIVエイズなど様々なボランティア体験の機会があること。⑥ボランティアユースリーダー活動を通してこどもやその保護者達にYMCAを伝える機会があること、今の自分から一歩でも二歩でも前に進みたいと考える人には充実した時となることでしょう。専門職育成の学びは、学校だけで完結できるものではありません。近隣の福祉施設、病院、スポーツクラブなどの協力があってこそ豊かな学びができるのです。資格取得だけが目的ならきれいな学校だけで満足できるかも知れませんが専門職に必要な人間力を育てる本校YMCA健康福祉学校はYMCAネットワークと様々な社会資源を活用して社会に通用する専門職の育成を目指しています。
YMCAプールはいつでも夏・・・(08/9/21)
今日も雨でしたね。実はこの雨を秋の長雨、秋霖(しゅうりん)と言います。これは春から夏にかけて梅雨の季節の反対の状況なんです。あれは北のオホーツク海気団と南の小笠原気団の勢力争いで、空気どうしのせめぎあいが日本列島の上空で起きています。梅雨は小笠原気団が徐々に北へ勢力を広げ、沖縄から九州、関東、東北と北上します。気団の境目で空気が不安定になって梅雨前線ができて雨になるわけですが、夏から秋に季節が移り変わる際にも真夏の猛暑をもたらした小笠原高気圧が南へ退き、大陸の冷たいオホーツク高気圧が南へ張り出してきて、この性質の違う2つの空気がぶつかる所に今度は秋雨前線が発生するというわけです。梅雨前線も秋雨前線も前線をはさんで空気と空気とが押し合いをしているため、前線は日本上空を南下したり北上したりするわけなんですね。しばらくは雨が続き、気がつくと秋から冬になっているわけです。ひと雨ごとに寒くなる・・・。
さて、今日はイベントで「プールでカヌー」に興味を持ってくれた本校に入学希望の高校生たちが「プールでカヤック体験」をしに来てくれました。不安定な水の上でバランスをとれるようになると気持ちよさそうに楽しんでいました。プールでできるなんて感激!・・・。短時間でも基本を中心にパドリング練習や方向転換の方法などを学びました。今度は海にでたいとはしゃいでいました。またやりたいですね!
大切な命ですから・・・(08/9/22)
今日の雨はやっぱり秋雨前線の停滞!秋霖(しゅうりん)なんでしょうね!朝夕は気温が結構低くなっていますから・・・みなさん!風邪をひかないようにしっかりと布をかけて寝るようにしましょう。さて、いよいよ読売ジャイアンツは10連勝で首位タイにならびましたよ。昨年の9月には首位だったジャイアンツが阪神10連勝、ジャイアンツに3連勝で一時はジャイアンツが首位を転落した場面があったのですが今回は全く逆のことが起きていますね。そうなるとリーグ優勝は阪神タイガースになってしまうとか・・・まあとにかく久しぶりにセリーグが面白いって感じです。
さて、また辛いニュースが流れてきましたね。将来を悲観して咄嗟(とっさ)に持っていたひもでわが子の首を絞めて殺してしまった・・・。お母さん自身も身体的な困難さを抱え・・・。学習支援学級に通う子どもの将来を・・・どんなにか辛かったのでしょう・・・でも乗り越えてほしかったです・・・。助けて!って知らせてほしかったです・・・また、気づいてもほしかった・・・。
ネグレクトって聞いたことありますか?特に幼児や児童の心身の発達を妨げるような食事を与えなかったり、長時間の放置したり、保護者としての監護を著しく怠ることをいいます。育児放棄(いくじほうき)です。最近急増していると聞きますね。もちろん初めからそのつもりの人は誰もいないでしょうけどね。愛するわが子の親としてみんな懸命に向き合っているのですから・・・。でも様々な理由から追いつめられて・・・。車の中に置き去りにして熱中症で・・・。冬のベランダに裸の子どもを放置して・・・。汚れたオムツを取り代えないままにして・・・。お腹の空いている子どもに食事を与えないで親が外食に・・・。子育てが面倒になってしまう。子どもさえいなければなんて考えてしまうのでしょか?言うことを聞かないから、なつかないから・・・理由は様々ですが、神様から授かった大切な命であることを忘れてはいけません・・・。一人で頑張りすぎないことが大切ですよ。助けてっ!て叫んで良いじゃないですか!だって子どもだって必死になって生きようとしているのですから・・・。
今日はビーチボールDEバレーボール大会(08/9/23)
今日は秋分の日・・・太陽が真東から昇り真西に沈むことから仏教では特別な日なんですね・・・。西方極楽(さいほうごくらく)といって西方向に極楽がある、今日は太陽が真西に沈むわけですから正に極楽の位置を教えてくれるというわけです。太陽が真西に沈むもう一日は?・・・そうですね。春分の日です。夏至や冬至は地球の自転軸が地球の公転面に対して23.5度傾いていることによって一日のうちで昼の長さと夜の長さの割合が変わるのに対して、春分や秋分は昼に長さと夜に長さがちょうど同じになる日です。すなわち今日の秋分の日を境にして太陽が出ている時間が短くなっていくわけです。お彼岸とはこちら側に対してあちら側、あちら側とは極楽浄土のことを指しています。秋分の日をお彼岸というのはこういう理由なんですね。さて、今日は恒例の横浜YMCA会員スポーツデイに参加してきました。全部で52チームがエントリーしましたが優勝は中央Yのリーダーチーム、準優勝は川崎Yリーダーチーム、3位は大和ファミリーセンターのレディースでした。保育園の子どもたちからワイズメンズクラブの熟年グループまで楽しい交流の時を持つことができました。ビーチボールを使って、1チーム4名でバトミントンコートでバレーボールルール・・・。子どもから高齢者まで一緒に楽しめる・・・すばらしいレクリエーションスポーツだと思います。冬には厚木YMCA体育館で在日外国人との大会を企画しています。ぜひご参加ください。お疲れ様でした。
品格は人としての成長とともに・・・(08/9/24)
プロ野球・ソフトバンクの王貞治監督が健康面の不安などを理由に今季限りで引退を表明・・・巨人、大鵬、卵焼きの私たちの世代にとっては憧れの選手・・・。大リーガーハンクアーロンの持つ世界記録を抜く歴代最高の通算868本塁打を記録。あの一本足打法の認知度は世界レベルに上がった・・・。最近では2006年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本を初代世界王者に導いた・・・まさに「世界の王」なんです。お疲れ様でした。
さてテレビで勇退記者会見を見ていて感じたのですが、何でも道を極めた人の言葉って重々しいなあって・・・。私たちの知らないところでの「努力」やその人の「生き方」が見えるようでした。常に自己を磨き続け努力を怠らない、プロの野球人としてあるべき姿追い求め、ファンからの期待を裏切ることを知らない・・・それは決して誰にでもできることでないが・・・。国民栄誉賞受賞にも納得できる・・・この時代の人たちにはやはり品格を感じますね・・・。精神修行というのがありますが極めようとするとどうしても自分の弱さと向き合わなければなりません。克服するためにはどんな努力もする・・・。今の世の中には、自己を磨き人格を高めることが目的といったことが軽んじられているのかも知れませんね。常に自己を磨き人格の向上を目指している人が評価され、こどもたちからもそういう人になりたいと思われる・・・そんな社会が今必要なのです。ありがとうワンちゃん!
インドカレーは商品名・・・(08/9/25)
横浜の洋光台に「タージ」という名のカレーの専門店がありまして、実は月に一度は食べに行くほどおいしいんです。先日、そこの店主と話していたら「インドにはカレーという食べ物はない」と言われビックリしました。インド料理は、ターメリックやコリアンダー、クミン、シナモン・・・など様々なスパイスを使って様々な料理が作られていますがその中には私たち日本人が大好きなカレーに近いものはありますが、「カレー」とは呼んでいないのです。そんな料理名はないのですね・・・。英語の「curry」の語源を調べてみると大航海時代にインドにやってきた西洋人が本国に持ち帰ったインド料理を、「curry」という名で紹介したとありました。なるほど・・・。という事は日本のカレーはイギリスで命名された洋食料理ということなんですね。それにしても私たちがキャンプでよく作るカレーは、各種スパイスが調合されたカレールーを使いますが、インド料理ではなくカレーライスという洋食であるという理解が正しいわけです。確かに似て非なるものと言われればそうだなあって納得できますね!
「親父の小言」・・・(08/9/26)
誰でも一度は見たことがあると思います「親父の小言」・・・。なかなか含蓄のある内容なので飲食店でコピーでもないかと聞いてみたら「最近そのような要望が多くあり用意してあります」とのことでした。いやあ聞いてみるものですね・・・。
・朝はきげんよくしろ ・人には腹を立てるな ・恩は遠くからかえせ ・人には馬鹿にされていろ ・年忌法事をしろ ・家業には精をだせ ・働いて儲けて使え ・人には貸してやれ ・ばくちは決して打つな ・大めしは喰らうな ・自らに過信するな ・戸締りに気をつけろ ・何事も身分相応にしろ ・泣き言は言うな ・神仏はよく拝ませ ・人の苦労は助けてやれ ・火は粗末にするな ・風吹きに遠出するな ・年寄りはいたわれ ・初心は忘れるな ・借りては使うな ・義理は欠かすな ・大酒は飲むな ・貧乏は苦にするな ・水は絶やさぬようにしろ ・怪我と災は恥と思へ ・産前産後大切にしろ ・万事に気を配れ ・家内は笑って暮せ ・女房は早くもて
いつも慌しい中で急いで読んだことしかなかったので・・・こうしてゆっくり読んでみるとまた良いものですね。実感・・・。
農業サラリーマン?(08/9/27)
これからは農業が面白い!・・・。会社勤務のサラリーマンなのに仕事は農業。お給料をもらって農業をする・・・そんな人が増えているそうです。実は農業法人という会社組織が・・・あるんです。昔は私が住んでいる横浜にもたくさんの農家がありました。農業といえば家族みんなんで畑を耕し、種を植え、草取りをして大切に育てて収穫し、農協を通して販売する・・・でも寒い日も暑い日も雨の日も・・・外での仕事ですから大変です。田植えなんて決してきれいな仕事には見えませんから・・・でも大切な仕事です。しかし高度経済成長とともに農業だけでは食べていけないと都会にお父さんが出稼ぎにでて残された母ちゃん、じいちゃん、ばあちゃんで農業をする三ちゃん農業なんていう時代を経て、今では大変な仕事だからと後継者がいなくなり廃業してしまう農家も出ているようです。食の安全が叫ばれる中、生産者の顔が見える農業が注目されてきました。最近では外食産業が直営農地を持ち生産者として農業にまで取り組む企業も増えてきました・・・。
「仕事は農業ですが、サラリーマンです。」・・・なんとなく嬉しくなりますね。
YMCAグループワーク・・・(08/9/28)
本校はどうして学校行事が多いのか。30kmチャリティーウオーキング(厚木から江ノ島)も3泊4日野外教育キャンプ、スポーツデイも全校合唱祭も実は同じねらいがあります。みなさんはグループワークって聞いたことがありますか?19世紀後半のYMCAやスカウト、セツルメント運動などの実践の中から生まれた小集団活動です。YMCAの歴史書にも出てきますがジョン・デューイの新教育運動・・・1920年代のグループ・ダイナミクス(集団力学)などを経て、1930年代にグループワークの理論が確立されていきました。
本校YMCA健康福祉専門学校の学校行事はすべてこのグループワークの特徴を取り入れています。学生実行委員会を中心に運営されていくため、学生たちは準備期間も含めて何度も委員会を開催し、様々な協議が繰り返し行われます。そして行事運営にはいくつかの小集団が構成されますが、始めは構成員同士は未知の状態にあります。そのためグループとしては機能していません。この段階では、先輩や教員がグループ・ワーカーとして援助や助言を行い、グループ作りを積極的に行っていきます。
グループが発展、成長していくと、構成員同士のコミュニケーションが高まり、人間関係や信頼関係が生まれてきます。この段階でのグループワーカーの関与はあまり必要はありません。やがてグループ内に不和や対立などが生まれ、小集団活動が停滞する時期もありますのでグループワーカーが適切な援助や助言をすることが必要になってきます。そして小集団活動は再度、活性化していきます。グループが当初の目的を達成できれば以前よりも信頼関係が強まり、参加者は大きな達成感を得ることができ人間的にも大きく成長ができます。
本校には学校行事だけでなく数々のボランティア(保育・学童保育・スポーツ・障害児)ユースリーダー活動の機会があり、実践的なグループワークを通して自己の気づきの場面や様々な葛藤の機会があります。これがYMCA健康福祉専門学校の強みです。
社会人って・・・(08/9/29)
台風15号がやって来ますね。昨日は台湾を直撃して車が宙を舞うほどの激しい風、大雨で洪水になり土石流まで発生して多くの民家が流されるなど大変な被害になっています。最大瞬間風速は45m!体験したことない暴風です。ところで最大瞬間風速とは瞬間的な風速をいいますのでずっとその風が吹いているわけではありません。よく天気予報で「台風の中心付近の最大風速は25m・・・」なんていいますが、これは10分間の平均の風速が秒速25mということで、瞬間瞬間にはそれ以上であったりそれ以下であったりと言うことです。突然ですが恋の最大瞬間風速はどんな場面で吹くのでしょうか?・・・。高層ビルの谷間でも時々強風が吹きますが、方向が定まらないビル風でも最大瞬間風速はけっこう大きい場合があるんですよ・・・。何か大人の会話になってますね・・・いずれにしても備えあれば憂いなしです・・・。
さて、昨日はグループワークの話をしましたが、どこにでもグループの成長を妨げてしまう人っていますよね。問題なのは本人がそのことに気づいていないということ・・・。その人にとってはもちろん正当な自己主張であり、本人なりの価値観の展開・・・しかしそこにあるのはその人の頑固さであって周囲に対する配慮もなければグループの目標が何であるのかも見失ってしまっていることが多くあります・・・。そして自分の意見を聞き入れない他のグループメンバーに問題があると思い込んでしまう・・・。最後は「どうせ私が悪いんです」ですべてを放棄してしまう・・・そして自分を受け入れてくれる人を探してグループから離れていく・・・。さらに受け入れられなかったストレスを陰口や権利の主張、サボタージュという形で発散して解消してしまう・・・。残念ですがこんなケースはよくありますね。でも社会人になるとそうはいきません。社会人としての責任がありますからね。その集団(組織)に所属している者としての責任、その集団(組織)の使命(目的と手段)を理解することも必要です。無視、陰口などの非生産的なことも必要な場面もあるかもしれませんがグループには目標があるのですから、まずは目標を一致させてそれぞれが持っている心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして互いを受け入れ協働を推進する・・・やるべきことをしっかりとやり遂げることが社会人・職業人・専門職として当然のことだと私は思っています。
明日から願書受付です!
いよいよ明日は願書受付が始まりますね。高校生のみなさんはとっても大事な人生の岐路に立っている・・・。進路選択の基準は人によって様々ですから・・・。誰も「その選択は間違っている!」とは言えないかも知れませんね。でも大学入学や専門学校入学それ自体が最終目標ということはないですね。考えなければならないことは、大学に入ってあなたは何をするの?専門学校で何をする?という入学後の次の明確な目標が必要ですね。そして、あなたは将来どんな仕事に就きたいの?さらにあなたはどんな価値を大切にして生きようと思う?給料が人より高ければどんな仕事でもいいって事はないですよね。仕事はお金だけのためにするものではないですからね・・・誰でも自分の仕事に誇りをもって働きたいと思っているのではないでしょうか・・・。しかもその仕事に自分的にもやりがいがあり、生きがいにつながる仕事であれば申し分ないですよね。毎日、様々な業務に追われて苦しくても日々達成感が感じられるって良いですよ・・・。あなたの努力や創意工夫が周囲から評価され、多くの出会いや体験を通して自己成長できる方がいいですよね。そんな選択をしてほしいと思います。YMCAはみなさんを応援していますよ。







